中野区では、平成24年4月1日から75歳以上の方の肺炎球菌ワクチン接種費用の助成が開始されました。ワクチン接種1回につき2000円が区から助成されます。肺炎は日本人の死亡率4位となっており、高齢者では1位となっています。肺炎球菌ワクチンを接種することで、約80%は予防できるといわれております。
平成20年4月、東京警察病院が開院。小児科を含む診療20科目、病床数431床の区内最大規模の医療機関です。現在、1日平均14台の救急車を受け入れる救急病院でもあり、災害時には災害拠点病院としての機能も併せ持っています。今後は、女性専門外来の開設にも取り組んでまいります。
長寿健診・特定健診では、全国の自治体健診としてはトップクラスの健診内容を実現しました。これまでの基本検査項目に総額1万3000円以上の健診内容を追加して、500円の自己負担で健診が受けられるようになりました。
平成21年度、国で配布された乳がん、子宮頸がん検診の無料クーポンについて、中野区独自で、対象者を拡大するとともに、21年度以降も5年間、無料検診を継続し、すべての女性が検診を受けられるようにしました。
中野区役所本庁舎のエレベーター内に、防災用キャビネット(棚)が設置されました。このキャビネットは三角コーナー型で、震災発生時などにエレベーター内に閉じ込められても、パニックを起こさず安心して救助を待てるように、飲料水、懐中電灯、簡易トイレ、トイレットペーパーなどの備蓄品が配備されています。
この防災キャビネットは、私が防災・減災対策の一環として、平成20年第3回定例会での一般質問や平成21年第3回定例会決算特別委員会での総括質疑など、機会あるごとに要望してきたものです。今後は、区内の区有施設のエレベーターにも設置できるよう、全力で取り組んでまいります。
区役所西側の東京警察大学校の跡地に、防災公園を含む広さ3haのオープンスペースが平成24年に開設されます。日頃はゲートボールやグランドゴルフなどが楽しめる緑豊かな公園として、また災害時には一時避難所として使えるよう防災用井戸、マンホールトイレ、非常用照明などが整備されます。
すべての街路灯を蛍光灯から、明るくて環境にやさしい発光ダイオード(LED)に交換します。全15940基のうち約3000基が交換済み。蛍光灯に比べて長持ちし電気代が約6割も節約。区内事業者への工事の発注を通じて経済・雇用対策にもなっています。
「100年に1度」と言われた平成20年秋の世界的な経済危機に対し、中野区では国に先駆けて融資企業の業種を大幅に拡大し。独自の利子補給制度も設けました。
平成21年4月から、1歳から就学前の幼児を対象に、予防接種の費用を助成。おたふく風邪は1回4000円、みずぼうそうは1回6000円。22年4月からは髄膜炎を防ぐビブワクチン接種の費用助成(1回3000円)も。対象は生後2か月以上5歳未満、回数は1人最高4回まで(月齢により異なる)です。
平成19年10月から、中学3年生までの医療費(歯科、整形外科含む)が無料化。前年11月、皆さまにご協力頂き、無料化を求める区民1万5388人分の署名を中野区長に届けたことが、実現への大きな後押しとなりました。
平成20年3月から、すべての小中学校に緊急地震速報システムを導入。震度3以上の揺れが推定される場合、いち早く「緊急地震速報です」と知らせます。平成21年5月からは、すべての小中学校でパソコン、デジカメ、プロジェクター(映写機)を使った効果的な授業が実施できるようになりました。
丸山2丁目19番地辺りの道路で夜間の街路灯の点灯時に一部に暗くなっている箇所があり防犯上不安があるとの区民の方から相談を受け、直ぐに区役所の道路課に調査を依頼したところ、その付近は街路灯と街路灯の間隔が長くなっていることが原因であると分かりました。
そこでおおよそ中間地点に新たにLED街路灯を取り付けることができました。近隣の区民の方々からは、大変に明るくなったと好評です。
どんなに些細なことでも真剣に取り組んでいくことが大事であると実感しました。街路灯のLED化は公明党が推進して区内で約16000基を取り付けて、1年間で約1億円の経費の節減を実現しました。
東日本大震災によって、江原町3丁目の本多山公園付近の道路に亀裂が生じました。この通りはバス通りとなっており、車の交通量も多い道路です。近隣の方々から車の通行にともなって振動が激しくなっているとの指摘をいただきました。早速、区の担当者に連絡して補修を要請しましたが、このたび補修工事が完了いたしました。
沼袋1丁目30番付近にあるクランクの狭い道路において、カーブミラーが電柱の影になって見通しが悪く、交通安全上、大変危険であるとの声が寄せられました。早速、中野区に対し改善を要望した結果、カーブミラーの移設工事が行われました。これによって付近を利用する皆さまの安全の確保が図られました。
丸山1丁目と丸山2丁目の間の環状7号線を渡る籠原歩道橋に自転車用のスロープが完成しました。これまで自転車利用者は、環状7号線を渡る場合、丸山陸橋の交差点まで迂回しなければならず、非常にご不便をおかけしておりました。議会において交通安全の視点も踏まえ質問した結果、籠原陸橋に自転車用スロープが設置されました。本年3月より供用開始されております。